むし歯のでき方と痛み

むし歯は初期段階(C1やC2)は簡単な治療や期間も短くて済みます。
症状が進行すればするほど治療も長くなり保存治療(歯を残す治療)が難しくなります。
80歳で20本歯を残すためにも定期的なチェックをおすすめします!
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C0段階:削る治療が必要ない初期の虫歯

歯の表面が脱灰(だっかい)し、溶け始めた状態です。
痛みはなく、健康な歯の表面は透明感がありますが、脱灰が起こると、その部位が白っぽくなるのが特徴的です。
適切な歯みがきや、フッ素塗布などにより進行が防げるので、元の健康な状態に戻すことができます。

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C1段階:歯の表面の虫歯

ほとんど自覚症状がありません。
この程度のときに治療をすれば、痛みもあまりなく簡単に終わります。

虫歯がエナメル質(歯の一番外側の硬い部分)までに限られた虫歯です。少しだけ削って、白い樹脂(レジン)で埋めることで治療できます。

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C2段階:神経に近い虫歯

虫歯が象牙質(エナメル質の下で削ると痛いところ)まで達すると進行も早く、神経に近づくにつれ、冷たいものがしみ、痛みを感じます。

治療は、まず虫歯部分を取り除きます。症状によっては局所麻酔を使用して治療を行います。虫歯の深かったところは、歯髄を保護するためのお薬を詰めます。削る部分の範囲により、インレーやクラウンという部分的な詰め物をセットします。インレーを作成するには、型をとる必要がありますので、治療には多少時間がかかります。 一つの歯に複数の虫歯ができている場合には、クラウンでの治療になることがあります。虫歯が広範囲でクランを使用する場合は、インレーで済む場合よりも治療期間が長くなります。
虫歯がエナメル質(歯の一番外側の硬い部分)までに限られた虫歯です。少しだけ削って、白い樹脂(レジン)で埋めることで治療できます。
 

 

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C3段階:神経まで進んだ虫歯

虫歯が神経まで達すると、熱いものがしみたり、何もしないのに激しい痛みを伴います。 虫歯だけでなく体の痛みは、もうこれ以上放置すると危ないという体のシグナルです。虫歯で痛みを感じる段階も危険度が高い状態で、かなり症状が進んでいる場合がほとんどです。 進行した段階では、神経と炎症の起きている部位を取り除く根管治療が必要になる場合があります。根管治療は、更なる細菌の侵入や、根っこの外への感染と痛みを防ぐために、歯髄を取り除き歯の中をきれいに消毒した後、根尖孔(根っこの先に有る歯髄の出入り口)まで薬で完全に塞ぎ根っこの内と外を遮断する治療です。 歯の修復の際、この段階では部分的なインレーは使用することはほとんどないので、土台をセットした上で歯全体をすっぽり覆おうクラウンを被せます。

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C4段階:歯が崩れた末期の虫歯

激しい痛みがしばらく続いた後も虫歯を放置すると、やがて痛みがなくなる段階がきます。C4まで虫歯が進行すると、痛みを感じる神経そのもの壊死してしまうので、痛みを感じなくなるのです。この状態をさらに放置すると、根に膿みを持つようになり、こうなると強烈な痛みを感じるようになります。 この状態まで虫歯が進行してしまうと、治療の際に麻酔も効きにくくなり、保存治療(歯を残す治療)も困難になる場合があります。 治療はC3と同様に冠をかぶせるか、やむを得ない場合は抜歯を行います。抜歯を行った場合は、「ブリッジ」や「部分入れ歯」、また「インプラント」を行う必要があります。

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